卑下(ひげ)する人の3つの心理

「私は学歴もなくてバカだから……」
「自分は貧乏で何の魅力もないから……」

そんな風に自分自身を卑下するような発言をする人がいます。 そして、中にはそれが癖になっているような人もいます。
常に「いえいえ、どうせ私なんて……」という態度の人です。

それは一見、謙虚でつつましい態度のようにも見えますが、度が過ぎるとあまり良い印象を与えません。 周囲からは、謙虚というより卑屈(ひくつ)な態度に映るからです。 

そんな人はあなたの周囲にもいるかもしれません。

「卑下(ひげ)」とは、「自分を人より劣った者として扱うこと。へりくだること。謙遜すること」といった意味です。
「必要以上に自分を卑下する」などといった使われ方をします。 

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卑下する人の心理

あえて卑下することで自分を低く見せようとする人の心理は、例えば次のようなものです。 

まず最初の、「褒められるためにハードルを下げようとしている」というのは、他人からの喝采や称賛を得るための戦略として自分を卑下するということです。 

本当は10の実力があるのに、自分の実力は2しかないと周囲に思わせておけば、5の実力を発揮しただけで周囲の人たちは褒めてくれます。 実力以上の努力をしたと勘違いして、周囲の人たちは喝采を送ってくれるのです。

しかし、周囲の人たちに10の実力があると思われていると、5の実力を発揮しただけでは褒められるどころか、「サボった。手を抜いた」などとケチをつけられてしまうかもしれません。 

そうならないよう、自分のことを卑下するわけです。 つまり、それは最小限の努力で周囲からの喝采を浴びようとする戦略なのです。 

二つ目の「失敗した時の予防線を張っている」というのも、基本的には最初と同じです。 自分を実際より低く劣ったものとすることで、失敗した時の責任を回避しようというわけです。 

「そもそも、この目標は自分の実力からすると高すぎるものだ」ということをアピールしておけば、もし失敗しても自分には責任がないことを主張できます。 もし失敗しても、他人から非難されたり、自分自身の自尊心が傷つくことが無いように、自分を卑下しておくというわけです。

三番目の「相手を持ち上げて取り入ろうとしている」というは、自分を卑下し、相手を持ち上げることで、その人に取り入ろうとする迎合(げいごう)行動です。
「私は無力で弱い存在なので、あなたの敵になるようなことはありませんから、決して敵視しないでください」と訴えるわけです。

最後に

いずれにしても、卑下というのは、自信のなさのあらわれであり、ハードルを下げることで自己保身を図ろうとする態度です。

これが癖になると、何かにチャレンジする喜びが味わえませんし、成長する機会も失われてしまいます。 

「自分は〇〇だから……」と言って自分を卑下する癖のある人は注意しましょう。頭の中が保身で一杯になっていないか、自分自身をよく観察してみましょう。

そうした態度を続けていると、むしろ人生は息苦しくなる一方です。

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