ネガティブな人が幸せになるために知っておいた方が良いこと

人の性格を「ネガティブ」と「ポジティブ」に分類するなら、やっぱり「ポジティブ」な方が良いという印象があります。 確かに、ポジティブな人は常に明るく前向きですから、その方が人生も楽しいような気がします。 

しかし、ただポジティブなばかりでは幸せになれないことが最新の研究でわかってきています。 人は「喜び」と「悲しみ」の感情が一定の割合で共存することで平常心を保てるのだそうです。

「人生に無駄なものは何もない」などと言いますが、「ネガティブ」な感情にもちゃんと意味があったわけです……。

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ネガティブな人の特徴

ネガティブな人というのは、物事を悲観的な方向に傾斜した考え方を持った人のことを指します。きっとあなたの周囲にもそういう人はいるでしょう。

ちなみに、ポジティブ心理学によると「ネガティブ感情」の測定尺度は次の10項目です。

つまり、こうした感情を抱くことが多い人はネガティブな人だというわけです。

ネガティブのデメリット 

ネガティブな性格や感情は、一般的には悪いものとされています。それは次のような理由からです。

ネガティブな感情の最も悪いのは、それによって元気が無くなってしまうことです。「意欲」や「やる気」も失ってしまうのです。

ひどくなると、生きる意欲すら湧いてこないなんてことにもなりかねません。

また、極端にネガティブな人は、周囲の人にも悪影響を及ぼします。 「どうせ……」などと言って、周囲の人たちの生気も吸い取ることがあるのです。 そうなると、やがて周囲から人が離れていき、不幸ばかりが吸い寄せられるようなことになってしまいます。

……極端なネガティブ思考はやっぱり危険です。

ネガティブのメリット

一方で、ネガティブにだって良いところがあります。具体的には次のようなものです。

ネガティブな人というのは、つまり自分の弱いところや痛いところに目がいってしまう繊細な人なのです。 しかし、だからこそ他人の弱さや痛みを理解してあげることができるのです。

また、知的で思慮深い人は決まってネガティブ思考です。 なぜなら、人はネガティブな結果を恐れるからこそ、そうならないために色々考えるわけです。 ポジティブすぎる人は、何の疑問も持たず、あまり深く考えることがありません。

ネガティブとポジティブの理想的な比率

さて、「ネガティブな感情」と「ポジティブな感情」の比率を「ポジティビティ比率」と言います。
これがどの位の比率だと豊かな人生につながるのか? ── という研究がなされてきました。

最も有名なのは、「ロサダの法則(3対1の法則)」と呼ばれるものです。 心理学者マルシャル・ロサダは、「ポジティブ感情:ネガティブ感情」の比率は「3:1」以上が良いとしました。

ネガティブな感情に蓋をして見ないふりをするようなこともなく、それでいて大半はポジティブな感情を持っているような状態です。

ふむふむ。これは良さそうな気がします。

……ところが最近、ロサダは計算を間違っていたことがわかりました! 正しいポジティビティ比率は「1:1」だったそうです。

つまり、豊かな人生を送るためには、ポジティブ感情がネガティブ感情よりも少しでも多くなるようにすれば良いということです。ポジティブ感情をネガティブ感情の3倍以上にするよりはだいぶハードルが低くなりました。

まぁ別に厳密な数字にこだわる必要はありませんが、毎日の暮らしの中で半分以上をネガティブな感情で過ごしているのなら、もっとポジティブになった方が良いというわけです。

そして、このポジティビティ比率からわかることは、豊かな人生を送るためには、自分の中にある「ポジティブ」と「ネガティブ」の感情を両方とも適切な割合で活かしていくことが必要だということです。 

ポジティブばかりでも、ネガティブばかりでもダメなのです。これは、「こんなにネガティブな性格じゃダメだ。もっとポジティブな人間にならなくては!」と苦しんでいた人には朗報ではないでしょうか。無理することなく、自分の中にある「ネガティブ感情」も活かしていけば良いのです。

ネガティブ思考を克服する

しかし、ネガティブ比率が高い人にとっては、ポジティビティ比率を「1:1」にすることも簡単ではないかもしれません。したがって、ここではネガティブ思考を克服する手段についても書いておきます。

そもそも、「怒り」「悲しみ」「絶望」といったネガティブな感情は、その裏にあるネガティブな思考が生み出しています。

例えば、コップに半分水が入っているのを見て、ポジティブ思考の人とネガティブ思考の人は違ったことを考えます。

ポジティブ思考の人「まだ半分水がある」
ネガティブ思考の人「もう半分しか水がない」

同じものを見ているにも関わらず、ポジティブの人とネガティブな人では、違った感情を抱くというわけです。
これは思考の癖のようなものです。ネガティブな人は必要以上に悪い部分に注目してしまう思考の癖を持っているというわけです。

癖は直すことができます。「物事の良い面に注目しよう」と繰り返し努力していれば、極端なネガティブ思考から自分を解放してやることができるでしょう。

ある億万長者の人は、いつも「ついてる!」と口癖のように言うことが成功の秘訣だと言っています。それは何事もポジティブに捉えるための仕組みのようなものでもあります。

いつもネガティブ思考に陥ってしまう人は、こうした仕組みを取り入れてみてはいかがでしょうか。続けていると案外簡単にポジティブになることができますよ。

まとめ

豊かな人生に最適なポジティビティ比率は「1:1」。ネガティブな感情も必要です。

どちらかが極端に強くならないように注意しながら、自分の中の「ポジティブ」も「ネガティブ」も活かしていきましょう。

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