笑う門には福来る

「笑う門には福来る(来たる)」ということわざがあります。

「いつも楽しそうに笑っている家庭には、おのずと幸福がやって来る」という意味です。

よく知られたことわざなので逆に見過ごされている気もしますが、とても意味深いことわざです。
昔の人はうまいこと言うな〜、と感心してしまいます。

実は、この言葉を座右の銘にしている人も結構いるのだそうです。
確かに、シンプルでいてとてもパワフルな教えです。

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不幸な人は笑わない

あまり深刻に考えすぎたり、真面目すぎたりするのは不幸の元です。

不幸な人はあまり笑わないと言います。

不幸だから笑わないのか、笑わないから不幸になったのかはわかりません。
ただ、不幸な人が、幸せな人と比べて笑う回数が圧倒的に少ないことは確かです。

幸せな人は、自らの目標を真剣に追求しながらも、日々の笑いや喜びをも犠牲にしません。
健康な人たちに共通して見られる唯一の際立った特徴は、ユーモアを愛しているということです。

笑いは万病に効く薬

笑いには免疫作用があります。
「幸福ホルモン」と呼ばれるセロトニンも分泌されます。

つまり、たくさん笑えば健康で幸せになれると言うことができます。

子供は皆よく笑いますが、だから元気だと言えなくもありません。
また、たまに異常に元気なお年寄りがいますが、彼らもビックリするほどよく笑います。

ちなみに、たとえ本当は面白くなくても、笑ってしまえば効果は同じです。
笑いの沸点を下げて、どんどん笑いましょう。それで健康で幸せになれるんですから。
面白いことがあって初めて笑うといった受動的笑いでなく、積極的に笑いにいくぐらの前のめりさも時には必要です。

笑いの種類

笑いにも色々な種類があります。
大爆笑、微笑み、含み笑い、苦笑い、愛想笑い、泣き笑い・・・。

いくら「笑う門には福来る」と言っても、いい大人が女子高生のようにいつも大爆笑していたら、ちょっとテンションがおかしい人だと思われてしまいます。

笑顔や微笑み、といった小さな笑いでも、ちゃんと福は来たるはずです。日常の中のちょっとした笑いを拾っていきましょう。

最後に

最後に、「笑う門には福来る」は本当か?という疑問に関してヒントになりそうな一文があったので載せておきます。

父は良く「世の中は鏡だ」と私に言って聞かせた。そして鏡の前に立たせ「にっこりしてごらん」と言った。私が笑うと鏡の中の顔もにっこりと笑みを返してきた。怖い顔をすると、鏡の中の顔も怒ってにらみ返してきた。

父は言った。「お前が世の中に見せる顔は、世の中がお前に見せる顔なのだ。お前がエネルギーに満ちあふれていれば、世の中もお前に大きなエネルギーを与える。お前が自分の考えを口にすれば、その考えがお前の耳に入るのだ。

出典:「なぜか人に好かれる人」の11の法則


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