つながりの力
モチベーションアップの法則

つながりの力
〜肥満も幸せもつながる人次第だった!?

私たちは周りの人たちと影響し合って生きている ──

一見、当たり前のことですが、それがどういうことかちゃんと理解している人は少ないのではないでしょうか。

ハーバード大学のニコラス・クリスタキス教授は、「人と人とのつながり=社会的ネットワークというものは実はものすごい伝播力を持っている」と言います。

例えば、幸福という感情は直接つながっている人(友人とか家族とか同僚)が幸福だと、本人も約15%幸福になるのだそうです。
しかもネットワークの影響力はそこで止まりません。
二次の隔たりのある人(友人の友人)に対しても幸福の効果は約10%及び、三次の隔たり(友人の友人の友人)ですら約6%の効果があるといいます(四次の隔たりまでいくと効果は消滅)。

感情は人のネットワークを通して、面識のない人にまで伝播するというわけです。
きっと、想像をはるかに超えた伝播力に驚かれたのではないでしょうか。

これは、喜怒哀楽・幸福感といった感情だけにとどまらず、肥満や喫煙などの生活習慣にも及びます。
友人の友人の体重が増えると、その人の体重も増える、友人の友人が禁煙すると、その人も禁煙している──といったことはよくあるのだそうです。

このことは、「肥満は伝染する」という衝撃的な説として一時話題になりました。
ある人が太ると、その友人が太る可能性は57%高くなる。きょうだい間では40%、配偶者間では37%高くなるのだといいます。

1万人以上にものぼるデータを分析したところ、「不幸な人は不幸な人同士で、幸福な人は幸福な人同士で群れをつくっている」ということもわかっています。

つまり、人と人は影響し合って似た者同士になっていく、ということなのでしょう。
しかも、それは私達が思っている以上に顕著に現れる。

付き合う人は選ぶべきか

私たちは、「付き合う人は選べ」と言われることもありますし、「誰に対しても分け隔てなく接するべきだ」などと言われることもあります。
しかし、つながりの影響力を考えると「付き合う人は選べ」というのが正解のようです。

もっとも、友人関係を全て損得勘定で選ぶのは、なんだか味気なくてどうかと思いますが、自分に悪影響を与えるような人物とばかり付き合っているのも考えものです。
怒りやネガティブな感情を振りまいているような「不愉快な人物」とは距離を取らないと、確実に影響を受けることになってしまいます。

そして、その影響はあなた自身だけでなく、友人や家族、そしてその先のつながりにまで及ぶのですから、付き合う人を選ぶのも自分一人の問題ではありません。

また逆に、自分自身が幸せになることが、ネットワークを通じて周囲の人たちにどれだけ好影響を与えるか、ということについてもデータが示してくれました。
自分が幸せになれば、直接繋がっている人を15%幸せにできるのです。そしてその先のつながりにも好影響を与えることができます。

周囲の人たちを幸福にしたければ、まず自分が幸福にならなければならない、ということが証明されたワケです。

まとめ

自分を不愉快な気分にさせる人とのつながりは可能な限り断つ。SNSでもそうした人の投稿は見ないほうが良いでしょう。
それが自分だけでなく周囲の人たちのためでもあるからです。

そして、まずは自分が幸せになる。
それが自分だけでなく周囲の人たちのためでもあるからです。

つながりの力 ── 付き合う人の影響力は想像をはるかに超えるものでした。
良い人生を送るためには、このことを忘れず頭の片隅に置いておく必要がありそうです。

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