自己顕示欲が強い人を動かしている2つの心理

『自己顕示欲』とは、自分を顕示したいという欲求のこと。
自分という存在を他者に示したい、注目を浴びたいという願望です。

本来、人間なら誰しもが持っている自然な欲求ではありますが、それが強すぎると周囲からウザい奴などと思われてしまいます。

必要以上に自分をアピールしたり、自分ばかり目立とうとしたりするからです。

まぁどこにでも一人はいるタイプかもしれませんね。。。

ということで、ここでは自己顕示欲が強い人について解説していきます。

スポンサーリンク

目次

自己顕示欲が強い人の特徴

自己顕示欲が強い人の代表的な特徴としては次のようなものがあります。

とにかく自分中心で他人からの評価に飢えているような人です。

たいてい本人にその自覚はありません。
「ちょっと人より自己主張が強いタイプ」ぐらいの認識である場合がほとんどです。

自己顕示欲が強い人の心理

さて、その自己顕示欲がどこからくるのかを考えてみると、その裏に二つの心理が透けて見えます。

① 承認欲求

一つ目は、承認欲求です。

もっと他者から承認を得たいという願望が、自己顕示欲となって現れるわけです。
「もっと褒めて〜」とアピールする感じです。

承認を得たいというのは人間の根源的な欲求の一つです。 誰だって人から褒められて悪い気はしないでしょう。

自己顕示欲が強い人は、そうした承認欲求が人一倍強い、そしてそれが十分満たされていないから強く欲するのです。

しかし、満たされないからといって、それをあからさまに他人に求めると周囲の人からヒンシュクを買ってしまいます。

誰だって自慢話ばかりする人にうんざりした経験があるはずです。

したがって、本人はうまくオブラートに包みながら自慢しているつもりかもしれませんが、周囲の人はそこにある自己顕示欲を敏感に感じ取っているものです。

② 地位と優越感

自己顕示欲の裏にある心理の二つ目は、自分の地位(ランク)を高めたいという願望です。

人間は社会性を持った生き物ですから、その社会の中での自分の位置づけ(地位やランク)というものに対して非常に敏感です。

それが個体としての価値を決定づけるものだという本能的理解があるからです。

サルなど群れで暮らす動物は、大抵そこに厳格な序列がありますが、そうしたものの名残りかもしれません。

ちなみに、自分のランクが高いのだと示すためには、人間界では美しさや豊かさをアピールするのが一般的です。

このようにして、その社会の中での自分の位置づけを高めたいという願望が自己顕示欲として現れるというわけです。

承認欲求と似ていますが、こちらは自分の価値を相手に示すことが目的であるという点で微妙な違いがあります。

「あの人レベル高ぇ〜」と思わせたい。
そのために、「俺スゴイだろ」「私ってスゴイでしょ」とアピールしているわけです。

言い換えるなら、自分の地位(ランク)が高いものだと示すことで、優越感という甘美な報酬を得ようとしているというわけです。

一度、この優越感という快感を味わい、それに味を占めてしまうと、そこから抜けられなくなることも多いようです。

見栄っ張りな人が借金をしてでも自分をよく見せようとしたり、いつまでも過去の栄光にしがみついている人の心の奥底では、自分のランクや優越感を捨てきれない複雑な心理が潜んでいるものです。

スポンサーリンク

自己顕示欲を満たそうとする行動

SNSが爆発的に広がった背景には、人間の自己顕示欲と結びついたという大きな要因があります。

SNSであれば、部分的に切り取ることで素敵な自分を演出することが容易です。
自己顕示欲が強い人にとっては、手軽に「自分をアピール」できる格好のツールというわけです。

SNSに自分をアピールするかのような投稿が多いのはそのためです。

また、高級車や高級ブランドなどは、商品そのものの良さだけではなく、それを所有することで満たされる自己顕示欲の方を売っていると言っても過言ではありません。

高級ブランドの場合、大きなロゴが入っていたり、どこのブランドかが一目瞭然になっているものがよく売れるのはそのためです。

自己顕示欲が強い人はなぜ疲れるのか?

さて、自己顕示欲の強い人と一緒にいると疲れるのはなぜでしょう。

一言でいえば、彼らが常にマウントをとってくるからです。

それにいちいち対応しなければならないので疲れてしまうのです。

彼らは私たちの話を聞いてくれませんし、一方的に自慢話を聞かされたら疲れるのは当然のことです。

こういった人たまにいますよね。ふぅ…

自己顕示欲の強い人の末路

自己顕示欲が強い人からはだんだん人が離れていってしまいます。

もしかしたら最初は周囲から「すごい!」ともてはやされるかもしれませんが、だんだん皆気づいてウザがられることになるでしょう。

自己顕示欲ばかり強い人は、人から「すごい」と思われることばかり追い求めているため、本当の実力がつかない、中身がないということになりやすいのです。

実力不足はやがてどこかでボロを出します。

その時、周りの人たちは本当に離れていってしまうでしょう。
そして、一度離れた人たちはもう決して戻ってきてはくれません。

まとめ

人は誰しも何かしらで特別な存在に憧れます。
社会的な生き物ですから。

だから、ある程度はお互い様です。
自分にだって多少の自己顕示欲はあるのですから、乗ったり乗られたりする方が人生楽しいはずです。

「わぁ〜スゴイね」と言ってあげましょう。
そして自分も「褒めて褒めて〜」と言って褒めてもらいましょう。

しかし、その人が自己顕示欲の塊で、やり取りが一方通行だと精神的にキツイでしょう。

自分は褒めるけど、相手からは褒められないのでは……。

そんな時は、その人との付き合い方を考え直した方が良いかもしれません。
あなたは、その人の自己顕示欲を満たすための道具のように扱われているのかもしれませんから……。


カテゴリ モチベーションコラム
 タグ  心理学

このサイトは、生き方・働き方を模索する人のためのWEBマガジンです。月間300万pv。運営者はこうの ひろゆき(パーソナルコーチ)。
もっと見る | 仕事依頼

Follow
     メールマガジン