仕事のやる気が出ない時の対処法13個
ある調査では、日本人の70%以上の人は「仕事のやる気がない」と回答したといいます。
まぁ、なんとなく想像通りですね(笑)
……とはいえ、どんなにやる気が無くてもやらなければならないのが仕事です。
「やる気無いからや〜らない!」とは言えないのです。
というわけで、ここでは仕事のやる気を出すアイデアを13個紹介します。
これらは「やる気ないモード」→「やる気あるモード」に変えるための具体的な手法です。
大きく分けると3つに分類することができます。
「行動型」「リフレッシュ型」「再発見型」です。
「なんか仕事やる気ないなぁ〜」という時は、まずこれらを試してみてください。
目次
行動型
「やる気が先か?行動が先か?」というのは実はよくわからない所があります。人は「やる気があるから行動する」のか「行動するからやる気が出る」のか定かではないのです。
したがって、ここではは行動することでやる気モードにスイッチしていくことを狙います。
(1)とにかく忙しくする
あれこれ考え過ぎると行動できなくなります。そうしているといつの間にか、やる気も失ってしまうというのはよくある事です。
だから、あえて忙しく行動することで考え過ぎないようにします。また、次々と行動をおこしていると、勢いが出てきてやる気も出てくるものです。
ここで大切なのは勢いを出すことです。
(2)小さな目標を作り達成する
大きな目標ももちろん大切ですが、あまりに先の目標だとそれを目標に頑張り続けるのが困難です。
だから、小さな目標を作り達成していくというサイクルを繰り返していくことがやる気モードになるためにとても有効です。
達成感を感じると、脳内でやる気ホルモンと呼ばれるドーパミンが分泌することが知られています。小さな目標を達成していくことでその仕組みを利用するわけです。
「今日中にここまでやる」「この1時間は集中してやる」など、目標はどんどん細かく区切っていきましょう。
(3)机の上を掃除する
やる気が出ない時に掃除から始めるのは有効な手段です。
掃除という作業をすることで勢いも出ますし、キレイになったら達成感も味わえ、それが次の仕事へのやる気にもつながります。
また、机の上がキレイになると気分もスッキリして「さぁやるぞ!」という気持ちにもなります。
掃除するのは机だけじゃなく引き出しやロッカーでも良いでしょう。
ただし、本気でやり過ぎるとそれで燃え尽きてしまいます。
掃除はあくまでも仕事へ向かうためのウォーミングアップですからほどほどにやりましょう。
(4)5分だけ頑張る
やる気がなくても「5分だけ集中して頑張ってみよう」と自分に言い聞かせてやってみます。そうするとそのまま勢いに乗ってやる気になることがあります。
5分やってもやっぱりやる気にならなければ、その時は無理せず一旦やめておくのが得策です。ガソリンが空なのにアクセルを吹かすと車が壊れてしまうように、繰り返すと体を壊してしまうかもしれません。
リフレッシュ型
人間は同じことを繰り返していると飽きてしまうものです。そこで、ここではリフレッシュすることでやる気モードにスイッチしていくことを狙います。
(5)マンネリを打破する
やる気が出ないのは、何かがマンネリ化しているからかもしれません。退屈しているということです。
裏を返せば刺激を欲しているわけです。
転職はその最たるものかもしれませんが、職場の席替えをする、朝6時に出社して仕事する朝型のライフスタイルに変える、新しい領域の何かにチャレンジするなど、マンネリを打破する何かをして自分に刺激を与えてあげましょう。
その刺激によってまた活力がみなぎってくるかもしれません。
(6)思いっきり休む
やる気が出ない時には、無理やりやる気を引っ張り出そうとせず、思い切って休んでしまった方が良い場合も多いもの。
その場合、完全に仕事のことを忘れてリフレッシュに徹するのが大事です。せっかく休んだのに頭の中で仕事のことを考えていたら気持ちがリフレッシュされません。OnとOffを使い分けましょう。
(7)人と話す
人と話すことでスッキリして明日からの仕事の活力を得る人がいます。比較的女性に多いでしょうか。
または人と話すことで刺激を受けてやる気を取り戻すということもあります。もちろん、嫌いな上司と話しても逆にストレスが溜まるばかりですから、話し相手は選ぶ必要があります。
(8)ご機嫌モードにスイッチ
「やる気ないモード」から「やる気モード」へいきなり変わるのは困難なので、その間に「ご機嫌モード」というのをワンクッション挟みます。
「やる気ないモード」→「ご機嫌モード」→「やる気モード」というわけです。
ご機嫌モードというのは、とにかく無条件にご機嫌になるということです。明るく元気でプラス思考、バカになるくらいの勢いです。
やる気になるための戦略としてご機嫌な人を演じるわけです。だんだん楽しくなってきて元気と勢いが出てきます。
(9)糖分を補給する
何時間も集中しているとふと集中力が切れることがあります。これは仕事のやる気がないというのとは少し違い、単純に脳のエネルギー不足によるものです。チョコレートなどの吸収されやすい糖分を補給することで解消できます。
ただし、甘いものを取り過ぎると逆に眠くなる、疲れやすくなるなどの症状が起きると言われます。
ちなみに、缶コーヒーには角砂糖3個分、350mlのコーラには角砂糖9個分の砂糖が含まれています。甘い飲み物の飲み過ぎには注意しましょう。
再発見型
何かしらの再発見によってやる気を充電してやる気モードにスイッチしていくことを狙います。
(10)自分を褒めて乗せる
仕事がうまくいかない時、ついつい「あーダメだ!」「もう全然できない!」などと言ってしまいます。しかし、これは「やる気ないモード」のスイッチを自分で押しているようなもの。
そのままではどんどんやる気がなくなってしまいます。
でも、「いい感じ、いい感じ〜!」「イケてるね〜、わたし!」などと心の中で呟けば、何となくその気になってくるから不思議です。
言葉と感情は繋がっていますから、口に出そうが出すまいが、心の中でつぶやいた言葉もそのまま自分に返ってきます。
(11)感謝から始める
感謝は大きなプラスのエネルギーを生み出してくれます。
そのエネルギーをやる気に変換していくのです。 例えば「いま生かされていることに感謝」でも何でも良いのです。その気になれば、何に対しても感謝することができます。
それはまさにスマホに充電するようなものです。感謝は我々人間に何かのエネルギーを充電してくれます。 ぜひ試してみてください。
(12)やる気の出る物語に触れる
成功者の自叙伝や憧れの人の物語、やる気になる映画・小説・漫画など、活力が湧いてくるものに触れることでやる気モードにスイッチします。
最近では、頑張ってるアイドルの姿を見て自分も頑張ろうと思う人も多いようです。
何でも良いので、元気をもらえるものを見つけておくと役に立ちます。
(13)仲間と助け合う
同じような境遇にいる仲間と支え合うことでやる気に火がつくことがあります。同僚やチームの仲間、別の会社でも同年代の人たちや、同じ境遇の人たちと語り合ってみましょう。
もし、共通の目的や共通の困難に立ち向かうという形で一致団結できれば大きな活力を得ることができるでしょう。
自分なりの対処法を編み出そう
仕事のやる気が出ない時、いかに自分をうまく使いこなして仕事をするか?
── これは現代社会で働く我々にとっては重要なスキルの一つと言えるのではないでしょうか。働く以上は、どうしてもやる気を失うような場面を乗り越えていかなければなりません。
ここで紹介した13個の対処法は、そんな時に使えるスキルとして提案しました。
ぜひヒントにしてみてください。
まとめ
最後にここで紹介した13個の対処法を改めてまとめておきます。
行動型
(1)とにかく忙しくする
(2)小さな目標を作り達成する
(3)机の上を掃除する
(4)5分だけ頑張る
リフレッシュ型
(5)マンネリを打破する
(6)思いっきり休む
(7)人と話す
(8) ご機嫌モードにスイッチする
(9)糖分を補給する
再発見型
(10)自分を褒めて乗せる
(11)感謝から始める
(12)やる気の出る物語に触れる
(13)仲間と助け合う
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