メタ認知
モチベーションアップの法則

ハイパフォーマーは皆これが得意
メタ認知とは?

他人のことはよくわかるくせに、自分のこととなると途端にわからなくなるのが人間というもののようです。
自分の考え方の癖やこだわり、体のコンディションをはじめ、自分が今どんな感情を抱いていて、何を望んでいるのか、といったことですら案外わからないということが多いものです。

周りの人から見れば一目瞭然のことですら、本人はそのことに気づいておらず、周りの人に言われてハッとするなんてこともよくある事です。

「自分のことは自分が一番よくわかってる!」 なんて言う人もいますが、自分の弱いところやダメなところはやっぱり認めたくないと感じるもの。
たいてい無意識にその部分からは目をそらしていたりします。

メタ認知とは

さて、「メタ認知」とは自分自身のことを一段高い視点から客観視することを意味します。
「メタ」とは「〜を越えた」と言う意味を持つ言葉です。
つまり、自分の置かれた状況や自分自身の思考や感情について、もう一人の自分がそれを冷静にセルフモニタリングしているイメージです。

例えば、ものすごく怒っている時にも、ただその怒りに飲み込まれるのではなく、もう一人の自分がどこかで冷静に「いまの私、めっちゃ怒ってるなぁ〜」と感じている。
それが「メタ認知」です。

ハイパフォーマーはメタ認知に長ける

スポーツ選手もビジネスマンも、これができると高いパフォーマンスを発揮できるようになります。
次の2つの理由からです。

状況に飲み込まれなくなる

メタ認知能力があると、トラブルが発生した時など切迫した状況にあっても、それに飲み込まれてパニックに陥ることなく、直面している課題を冷静に見渡して適切な判断を下せるようになります。

自分自身を把握している

メタ認知能力があると、自分の長所や短所、思考や感情の動きを把握し、最適化していくことができるようになります。

ハイパフォーマーはたいていこうした能力に長けていることから、大手企業の中には「メタ認知トレーニング」を積極的に行なっているところもあります。

コーチングの現場でも、こうしたメタ認知に対する問いかけは多用されます。 状況に飲み込まれて混乱していた人が、自分の置かれた状況を一つ一つ話していくことでそれが整理され、それだけで問題が解決してしまうなんてことも良くあります。

子供の学力の差はメタ認知の差

メタ認知は、子供の学力にも違いを与えると言います。

学力の低い生徒は、そもそも自分は何が苦手でどこが疑問なのか、といったことがわからないのだそうです。 そうなれば、当然何をしたら良いのかもわからないでしょう。

一方、学力の高い生徒はメタ認知能力が高いので、そうしたことを把握していて何をすべきかをわかっています。

この差はとても大きなものです。

例えるなら、右も左も分からないジャングルの中で、一方は何も持たず、もう一方は地図とコンパスを持っている…。
その位の違いがあるかもしれません。

学力の差というものは、元をたどればメタ認知の差だった ──
そういっても過言ではないのです。

メタ認知を鍛えるには

メタ認知能力とは、簡単に言えば「視点を変えて物事を見る力」です。
慣れてしまえば、難しいことではありません。

先ほど、「「メタ認知」とは自分自身のことを一段高い視点から客観視すること」と書きましたが、そうして一段高い視点からセルフモニタリングすれば良いのです。
そして、「いま私は〇〇な状況にあり、〇〇な感情を抱いている」といったことを客観的に把握していきます。

日記を書いたり、マインドフルネスをしたり、コーチングを受けたりすることも、メタ認知能力を高めるには最適だと言われています。

どれも、自分自身から一歩離れて俯瞰的に自分を見つめ直すことにつながるからです。

そうした視点でものごとを見ることを繰り返していけば、それが自然と習慣となりメタ認知能力は鍛えられるはずです。

まとめ

メタ認知とは、自分自身のことを一段高い視点からセルフモニタリングすること。
ハイパフォーマーは、たいていメタ認知能力が高い。

ものごとがうまくいかない時や混乱している時、いつもとは視点を変え、ものごとを客観的に俯瞰で見る ──
そんなメタ認知を使ってみましょう。

きっと役に立つはずです。

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