マズローの欲求5段階説とは?【3分で解説】
『マズローの欲求5段階説』とは、人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されているという考え方。
人間は低階層の欲求が満たされると、より高次の階層の欲求を欲するようになるというもの。
アメリカの心理学者アブハム・マズローによる説なので「マズローの欲求五段階説」と言います。

人間の欲求の5段階のピラミッドとは上記のようなものです。
それでは、最も下の階層である第一階層から順に解説していきましょう。
第一階層「生理的欲求」

第一階層の「生理的欲求」は、生きていくための基本的・本能的な欲求(食べたい、飲みたい、寝たいなど)のことです。
人間はどんな時でもまず何よりこの欲求を満たしたいと考えます。
生き死にに関わる欲求ですから当然です。
この欲求が満たされなければ、他のことは何も考えられなくなってしまうはずです。
それぐらい強力な生への欲求です。
人間はこの欲求が満たされて初めて、次の階層「安全欲求」を求めるようになります。
第二階層「安全欲求」

第二階層の「安全欲求」は、危機を回避したい、安全・安心な暮らしがしたい(雨風をしのぐ家・健康など)という欲求のことです。
最低限の暮らしを確保したいという欲求だと考えるとわかりやすいかもしれません。
誰もが身の危険を感じながら過ごしたくはありません。
安全を求める欲求です。
そして、この第二階層の「安全欲求」が満たされると、次の階層「社会的欲求」を求めるようになります。
第三階層「社会的欲求」

第三階層の「社会的欲求(帰属欲求)」は、集団に属したり、仲間が欲しくなる欲求です。
生存や安全が確保されると、人は誰かと話したいとか繋がりたいと考えるようになります。一人ではなんだか寂しいとかつまらないと感じるわけです。
そして、この欲求が満たされないと、人は孤独感や社会的不安を感じます。
この第三階層の「社会的欲求」が満たされると、次の階層「尊厳欲求」を求めるようになります。
ちなみに、ここまでの欲求は外的(肉体的)に満たされたいという思いから出てくる欲求(低次の欲求)であり、これ以降は内的(精神的)な心を満たしたいという欲求(高次の欲求)に変わります。
第四階層「尊厳欲求」

第三階層の「社会的欲求」の次に芽生える欲求は、「尊厳欲求(承認欲求)」です。
これは、他者から認められたい、尊敬されたいといった欲求です。
何らかの形で他人より秀でた存在でいたい、価値のある存在になって社会の中で認められたいと考えるわけです。
自分にとって最低限必要なものが満たされてきたので、だいぶ高次な欲求を持つようになってきました。
そして、この第四階層「尊厳欲求」が満たされると、人間は次の段階の欲求を欲するようになります。
第五階層「自己実現欲求」

第四階層までの欲求が満たされると、最後に「自己実現欲求」が生まれます。
これは、自分の能力を引き出して創造的活動がしたいなどといった欲求です。
他者に認められたいというのではなく、シンプルに自分の能力を開花させて必要な何かをしたいという考えです。
この階層では、自分の活動や成長に強い関心を持つようになり、主体的に自分の夢や目標に向けて邁進します。
さらに上「自己超越」
ちなみにマズローは晩年、5段階の欲求階層の上にさらにもう一つの段階があると発表しました。
それは「自己超越」という段階です。
ちなみに、このレベルに達している人は人口の2%ほどだと言います。
「目的の遂行・達成『だけ』を純粋に求める」という領域で、見返りも求めずエゴもなく自我を忘れてただ目的のみに没頭し、何かの課題や使命、職業や大切な仕事に貢献している状態をいいます。
まとめ
「マズローの欲求5段階説」は、人間の欲求をとてもわかりやすく捉えています。
納得できる部分も多いのではないでしょうか。
実際には、階段を登っていくように綺麗に階層を登っていくわけではなく、行ったり来たり、時には階層を飛ばして欲求が芽生えたりもするわけですが、ざっくりと人間の抱く欲求を理解する上では非常にわかりやすい説です。
アブハム・マズロー
アメリカの心理学者
1908年4月1日ー1970年6月8日
人間の自己実現を研究対象とする「人間性心理学」の最も重要な生みの親とされている。欲求の5段階説(欲求のピラミッド)を主張したことで知られる。
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