ジャッジする(他人を裁く)のをやめると気持ちが楽になる
「好き」か「嫌い」か
「敵」か「味方」か
「正義」か「悪」か
……このように、ものごとをあまり極端に考えると苦しくなります。
なぜなら、現実はそれほどハッキリと割り切れないものばかりだからです。
特に他人をこのような二元論でジャッジする(他人を裁く)クセのある人は、それによって自分自身も苦しむことになるということを知っておくと良いでしょう。
ジャッジする(他人を裁く)癖が自分を苦しめる
世の中には、相手のちょっとしたミスや失敗に対して極端なレッテルを貼って徹底的に糾弾したり、自分と違う意見を持つ人を「敵」だとみなして徹底的に排除したりする人がいます。
- 「(何気なく言った一言に対して)お前が言ったあの言葉、絶対に忘れないからな!」
- 「あの政治家を応援しているなんて、お前は敵だ!」
……こういった極端な二極思考を持っていると人間関係はどんどんギスギスしてしまいます。
「好き」か「嫌い」か
「敵」か「味方」か
「正義」か「悪」か
……で、全てをジャッジ(他人を裁く)していれば、いつも自分の周りに「嫌いな人」や「敵」や「悪」が存在することになります。
そうなると、態度はいつも臨戦態勢、いつも誰か(何か)と戦っている状態になってしまいます。
周りに敵が多いという人は、実はその敵は自分が作り出しているのかもしれません……
ジャッジしないで良い
別に他人のことをジャッジしなくて(他人を裁かないで)もいいのです。
人間は「善」も「悪」も併せ持っているし、こちらから見た「正義」は他方から見たら「悪」であることもあるのです。
現実は常に矛盾をはらんでいます。
すぐにジャッジせず、白でも黒でもないグレーがあるという現実を、正義が常に善とは限らないという矛盾を受け入れましょう。
もしかしたら、そうした曖昧さを受け入れることが大人になるということ、つまり精神的に成熟するということなのかもしれません。
白黒ハッキリした方がわかりやすいのは確かですが、極端に考えると苦しみを生み出してしまいます。
不必要なジャッジはせず、柔軟に考えてみましょう。
特に人間関係においては、そうした極端なジャッジは避けた方が賢明です。
他人を裁く裁判官ではなく、良き隣人になりましょう。そうすれば、ほとんどの人間関係のストレスから解放されるでしょう。
ジャッジ(他人を裁く)すれば、「嫌いな人」や「敵」が増える、ジャッジを止めれば気持ちが楽になる……。
慣れればそれが当たり前になります。ぜひ実践してみてください。
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