12個の代表的な「時間泥棒」

時間は有限……それは当たり前のことです。 
誰にとっても1日は24時間しかありませんし、誰もが日々歳をとりいずれ死にゆく運命です。

スティーブ・ジョブズ(アップル創業者)は次のように言いました。

時間は限られている。誰かの人生を生きる時間はない ──

時間は本当に貴重なのです。
時は金(かね)なり」という言葉があるくらいです。

つまり、時間はお金と同じくらい大事なものなのです。 

いや、むしろお金より貴重かもしれません。
なぜなら、お金は失っても取り戻せますが、失った時間はもう取り戻せないからです。 

しかし、その貴重さを本当に理解している人はごくわずかです。 

ほとんどの人は、多くの時間を無駄なことに浪費しています。
そして、時間泥棒に自分の貴重な時間を盗まれていることに無頓着です。 

例えば、毎日毎日、あなたのお財布から現金を抜き取っている泥棒がいたら、それを放置する人がいるでしょうか。
……なのに、ほとんどの人は時間泥棒に時間を盗まれることに関しては放置しているのです。 

時間は目に見えないから気づきにくいのかもしれません。
また、時間ならいくらでもあると勘違いしているのかもしれません。 

いずれにしても、私たちは自分の貴重な時間をいつの間にか時間泥棒に奪われているのです……。

時間はあなたの人生の貨幣である。 あなたが所有する唯一の貨幣であり、 それをどう使うかを決められるのはあなただけだ。 あなたの代わりに 他人に使わせないように気をつけなければいけない。
(カール・サンドバーグ)
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12個の代表的な「時間泥棒」

時間泥棒とは、あなたから貴重な時間を奪う存在です。
ここでは中でも代表的なものを紹介していきます。

あなたはこれらの時間泥棒に大切な時間を奪われていないでしょうか。

スマホ

近年、最も強力は時間泥棒はスマホでしょう。スマホは現代生活に欠かせない便利なツールですが、多くの人はスマホを使い過ぎています。ある調査では、1日あたりのスマホの平均利用時間は約3時間だといいます。そのほとんどは、動画・ゲーム・SNSを中心とした暇つぶしで費やされているはずです。中にはスマホ依存になっている人も少なくありません。 

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ゴシップや噂話

芸能人のゴシップや誰かの噂話、ネットで炎上している出来事などにたくさんの時間を奪われてはいないでしょうか。テレビのワイドショーやインターネットはそうした話題でいっぱいです。

不毛な人間関係

自己中な人や無駄な人間関係にあなたの貴重な時間を奪われていないでしょうか。中には他人の時間をあたかも自分の時間かのように勝手に使う人も存在します。NOを言うことを覚えないと、不毛な人間関係に貴重な時間を奪われてしまいます。 

長時間労働・長距離通勤

本当にやるべ仕事以外のことに多くの時間を奪われている人も少なくありません。 サービス残業など完全に時間泥棒と言わざるを得ません。長時間労働や長距離通勤も同じです。非効率な働き方をしていないでしょうか。 

ダラダラ見るテレビ

テレビも気をつけておかないとたくさんの時間を奪われてしまいます。ついダラダラ見ているといつの間にか時間が過ぎていきます。

ゲーム

毎日何時間もゲームに費やしている人も少なくありません。ゲームはあなたを夢中にさせるよう設計されています。そして、やり過ぎて依存症のようになってはいないでしょうか。

ギャンブルなどの依存的行為

ギャンブルをはじめとする依存的行為も、あなたからたくさんの時間を奪います。適度に楽しめれば良い娯楽になるかもしれませんが、やり過ぎは多くの時間を浪費させるものと言えるでしょう。

飛び込み営業やセールスの電話

しつこい勧誘などは時間の無駄でしかありません。

無駄な雑用を頼む上司や同僚

仕事のできない人ほど無駄な仕事を頼んできます。自分の時間を無駄遣いされているようなものです。

クレクレ星人

「PC得意なの?じゃあタダで教えて」「美容師なの?じゃあ友達価格でカットして」などと言ってくる人たちにも注意が必要です。本人には自分が相手から貴重な時間を奪っているという意識がありませんが、確実に時間を奪われています。

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他者依存度の強い人

他人から貴重な時間を奪うことで自分の価値を見出そうとしているかのような人がいます。非常に面倒なことを言ってきたり、わがままを言って他人を困らせ時間を浪費させます。

後回しの癖

面倒臭いことを後回しにする癖は無駄な時間を浪費させます。仕事のできる人ほどすぐやる習慣を持っています。

時間泥棒への対処法

時間泥棒への対処法は一つです。

距離を置く、Noと言う ── ことです。
大切なのは、自分の時間の主導権を誰にも渡さないことです。

そのためには、いい人であることをやめる必要があるかもしれません。 自分を律する必要もあるかもしれません。 

また、時間管理で最も大切なのは「やることを効率化すること」ではなく「やらないことを決めること」です。 時間泥棒に対してNOと言うことは、最も有効な時間管理でもあるわけです。 

まとめ

時間泥棒は、あなたから貴重な時間を奪っていきます。時間という貴重な財産を盗むという意味では犯罪と言っても過言ではないかもしれません。

時間は有限であり、失った時間は二度と戻ってきません。現代はたくさんの時間泥棒で溢れています。自分の時間は自分で守るという防犯意識が必要な時代です。

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