記憶力を鍛える
モチベーションアップの法則

記憶力を鍛える「昨日の日記」

いきなりですが、次の質問に答えられるでしょうか?

「昨日の夕食、何を食べましたか?」

この質問の答えがなかなか出てこなければ、記憶力が低下している証拠です。
答えられた人は、おとといの夕食まで思い出せるでしょうか?
そこまで思い出せるのなら、かなり記憶力が良いと言えるかもしれません。

さて、記憶力を鍛えるために、とても簡単で効果的な方法があります。

それは、「昨日の日記」を書くことです。

日記といっても、しっかりとした文章を書く必要はありません。
昨日の出来事をいくつか記録する程度で十分です。

例えば、「どんな天気だったか」「ご飯は何を食べたか」「どんな出来事があったか」などを思い出して記録すればいいのです。

これが記憶力を鍛えるトレーニングになるのは、あえて忘れかけている昨日の出来事を思い出す、という作業をするからです。
頭の中で、一生懸命記憶をたぐり寄せようとするこのプロセスが、記憶力を鍛えることになるわけです。

この作業は、脳内の記憶をつかさどる部位を活性化させます。
繰り返し刺激してやれば、どんどん働くようになるのが人間の機能ですから、これにより脳内の記憶をつかさどる部位がしっかり働くようになってくれるのです。

これを毎日続ければ、あっという間に記憶力がアップしたことを実感できるでしょう。
1回1分もかかりませんから、まずは1週間続けてみてください。
継続していくうちに簡単に思い出せるようになってきたら、「おとといの日記」にするなどの工夫をしましょう。
簡単すぎると意味がなくなってしまいます。

記憶力の実験

ちなみに、記憶力に関する実験としては、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが行った実験があります。
被験者に意味のない文字列を記憶させ、それをいくつ思い出せるかを時間の経過とともに追ったものです。

記憶した文字列を20分後に覚えてていた割合は58%、1時間後だと44%、1日後には26%、1ヶ月後には21%だったというものです。

当然、時間の経過とともに記憶したものをどんどん忘れていくことがわかります。

記憶の種類

記憶には、すぐに忘れてしまうものと、ずっと覚えているものがあり、記憶していられる期間によって「短期記憶」「近時記憶」「長期記憶」などと分類されます。

「短期記憶」とは、電話をかけるときに一時的に番号を覚えるような場合です。 覚えていられるのは数秒程度のごくわずかな時間で、別のことに意識を向けるとすぐに忘れてしまいます。

「近時記憶」とは、数時間から1週間程度覚えていること。一旦別のことに意識を向けても思い出すことができますが次第に忘れていきます。 テストの一夜漬けで覚えたことなどがこれに当たります。

「長期記憶」とは、数ヶ月から数十年記憶にとどまるもののこと。 子供の頃の思い出や生年月日といったずっと覚えているもののことです。

先ほど紹介した「昨日の日記」は、忘れかけた「近時記憶」を再生しようとすることで記憶力を高めようとするものでした。

予習復習が大切なわけ

記憶は繰り返しが重要だとされています。 強い感情を伴ったものであれば一発で記憶できますが、普通のことは繰り返さなければなかなか記憶には残りません。
勉強も予習復習が大事だというのはそのためです。

脳の機能から考えると、勉強は(特に暗記もの)その日の夜か翌日に復習して、さらに1週間後あたりでもう一度復習するのが最も効果的ということになりそうです。

まとめ

記憶力は、「昨日の日記」や「予習復習」といったちょっとした仕組みで以外と簡単に強化できるものです。
スマホの普及で、物事を記憶する機会がどんどん減ってきているからこそ、意識して記憶力を高める努力がより必要な時代なのかもしれません。

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