理想と現実〜そのギャップを埋める3つの道

理想と現実 ──
そのギャップはいつも私たちを苦しめます。 

見上げれば、遥か彼方に”理想”は輝いて見えます。 しかし、足下に目を向けると、たいていそこには”厳しい現実”が横たわっているのです。

理想が高ければ高いほど、現実とのギャップの大きさに苦しむことになるでしょう。 その違いに愕然とするかもしれません。 

でも、それは仕方ないことです。私たちは全ての理想を手に入れられるわけではないのです。

理想と現実の狭間で、私たちはどう振舞えば良いのでしょう?
ここではそんな「理想と現実」について書いてきます。

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ギャップを埋める3つの道

「理想と現実」 ── そのギャップからくる苦しみを解消するためには、何らかの方法でギャップを埋めてやるしかありません。
では、ギャップを埋めるために必要なものは何でしょう?

そこには3つの選択肢があります。 

1)理想を捨て現実的になる→大人への道
2)努力を積み重ね理想に近づく→成功者への道
3)現実から逃避する→社会不適合への道(幼児性万能感)

理想を捨てる(下げる)か、現実を押し上げるか、現実から逃避するか、ということです。
以下で詳しく見ていきましょう。

1)理想を捨て現実的になる→大人への道

理想と現実のギャップを埋めるための1つ目の道は、「理想を捨て現実的になる」です。

子供はたいてい高い理想を持っています。ヒーローやシンデレラに憧れ、完璧な理想を求めます。 また、周囲の大人たちもそうしたことを容認しています。 

しかし、成長するにつれ、子供たちにもだんだん現実が突きつけられていきます。 誰もがヒーローやシンデレラになれないのです。
周囲の大人たちも徐々に現実的になることを求めていきます。 

そうして、年を重ねるにつれて現実的になっていくのが普通です。 大人になればなるほど、理想より現実に重きを置いて生きていかざるを得ないのです。

自分の能力や才能の限界を知り、その範囲内で理想を描くのが大人というものなのかもしれません。

ギャップを埋めるのは諦めか努力か

しかし、中にはちょっと大人に(現実的に)なり過ぎている人もいるようです。

大きな夢や理想を掲げている若者に対して、「もっと大人になれ!」などと諭す人などは、もしかしたらそれに該当するのかもしれません。
ここで言う「大人になる」は、「現実的になる」と同じ意味です。 

大人になる=現実的になる 

この「もっと大人になれ」という言葉には、どこか諦めのニュアンスが含まれます。 暗に「理想は捨てろ」と言っているようなものです。 

つまり、暗に「諦め」がギャップを埋めると言っているのです。 「妥協」と言っても良いかもしれません。 

もちろん、それが必要な場合も多々あります。 どう考えても、現実的でない理想を抱いていることがあるのも事実です……。 

しかし、理想と現実のギャップを「努力」で埋めることだって可能です。 何かを成し遂げた人たちは、諦めではなく、努力を積み重ねることで理想と現実のギャップを埋めた人たちです。 

2)努力を積み重ね理想に近づく→成功者への道

理想と現実のギャップを埋めるための2つ目の道は、「努力を積み重ね理想に近づく」です。

一般人には到底考えられないような偉業を成し遂げた人たちは、決まって泥臭い努力を積み上げていった人たちです。

理想が高ければ高いほど、厳しい現実に直面することになります。 しかし、彼らはそこで心折れることなく努力を積み重ねるのです。 

成功する人たちは、理想と現実のギャップに直面した時、「理想」を諦めるのではなく、「現実」を変える努力をするのです。 「現実」を変えるには、逆境に負けず努力し続けるしかありません。 それができた人たちだけが「理想」にたどり着くのです。

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理想通りにいかなくても……

とはいえ、思い描いた理想にそのまま到達できる人などほとんどいません。 現実には、どこかで妥協や軌道修正を迫られることになるでしょう。

例えば、プロ野球選手になりたくて子供の頃からずっと努力していたとしても、誰もがプロになれるわけではありません。

しかし、その経験を活かして新たな道に進めば、もっと大きな理想に近づくことだってできるかもしれません。

理想というものは、あまり固執せず、臨機応変に変えていく方が望ましいのでしょう。理想に固執するとどうしても苦しくなります。

理想を臨機応変にアレンジする力こそ、理想と現実のギャップを埋める力として最も有効な能力かもしれません。

3)現実から逃避して理想を持ち続ける→社会不適合への道(幼児性万能感) 

最後に、理想と現実のギャップを埋める3つ目の道を紹介しておきます。「現実から逃避して理想を持ち続ける(幼児性万能感)」です。

中には、直面している現実に向き合うことなく、そこから逃避して「理想」だけを持ち続ける人たちがいます。 

この人たちが持っている性質を「幼児性万能感」と呼びます。

子供の頃に持っていた万能感(自分はなんでもできるという思い込み)を大人になっても抱いているというわけです。

例えばこんな人たちです…… 

高い理想を掲げるのは自由です。 しかし、ここで問題なのは、理想と現実のギャップを埋める努力をしていないことです。

ギャップを埋める努力をすれば、必ず挫折を経験することになります。 通常は、その挫折の経験によって現実を知ることになるのです。 

しかし、幼児性万能感を持った人たちは、自尊心を守るために挫折するようなことにはチャレンジしません。 現実を避け続けることによって、高すぎる自尊心を守るのです。 そして、過大評価した自分自身と、現実離れした高い理想を持ち続けるというわけです。

こうなると、理想と現実のギャップがあり過ぎて社会に適応できなくなってしまいます。高すぎる自己愛とプライドがそれを拒むからです。

そして、だからこそ幼児性万能感を持った人たちは、ニートや引きこもりになりやすいのです。

理想と現実のギャップはスタートライン

もちろん、理想を持たなければ、人生は味気なく虚しいものになってしまいます。 しかし、大人になっても現実に立脚しない理想にしがみつくのは、それもまた虚しいものです。

理想と現実のギャップに直面する……その葛藤は、誰もが直面するスタートラインです。 人生は、その葛藤とどう向き合っていくかにかかっているのです。 

理想はキラキラ輝いて見えるけれど、現実はいつも地道で泥臭い ── それに気づく必要があります。

そしてまた、思い通りにいかないからこそ人生は楽しいということにも気づく必要があります。
全てが理想通りの人生なんて、むしろ退屈なのです。 

さらに、思い通りにいかない現状に感謝できるようになれば、その人は人生の成功者です。 結果よりプロセスにこそ幸せがあることを悟れば、どんな困難の中にだって充実感を感じることができるでしょう。

まとめ

理想と現実のギャップに直面した時、そこには3つの選択肢があります。 

1)理想を捨て現実的になる→大人への道
2)努力を積み重ね理想に近づく→成功者への道
3)現実から逃避する→社会不適合への道(幼児性万能感)

このいずれかを選択してギャップを埋めていくことになるでしょう。しかし、三番目の「幼児性万能感」を持ち続けると人生を大きく損なってしまうかもしれません。気を付けてください。

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