「上司と合わない!」そんな時に有効な欧米流の上司マネジメント術

通常、部下が上司を選ぶことはあまりありません。
たいていは決められた上司のもとで働かざるを得ないはずです。

そのため、それがたまたま良い上司であればラッキーですが、運悪くダメな上司、合わない上司に当たってしまうことだってあるでしょう。

上司と合わないと精神的にキツイものがあります。
イライラやストレスがたまり仕事に支障をきたすだけでなく、最終的には体調不良や鬱などになってしまう危険性すらあります。

ここでは、そんな時に役立つ欧米流の上司マネジメント術について見ていきましょう。

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目次

上司と合わないとしてもやってはいけないこと

配属された場所で、たまたまソリが合わない上司に当たってしまったらどうするでしょうか。

中にはそれを理由に仕事をサボったり、上司の足を引っ張るようなことをしてしまう人もいるかもしれません。

しかし、いくら上司が合わないからといってそうしたことをしてしまうと、上司だけでなく自分も困ることになってしまいかねません。

周囲から、仕事のできない人間だと思われてしまうかもしれませんし、どんどん仕事が嫌いになって自分自身の労働意欲も損なってしまうかもしれません。

ボス・マネジメント

欧米には「ボス・マネジメント」という言葉があるそうです。
部下の立場から上司をうまく活用していこうとする考え方です。

この考え方に立つと、上司と部下であっても一方的な上下関係ではなく別の関係性が考えられるようになります。

上司に対する姿勢を、ただ受動的なものから能動的なものに180度変えることが可能です。

ただ一方的にマネジメントされるだけのポジションから、むしろ主体的にマネジメントするポジションに変わるわけです。

例えばそうなれば、上司は「仕事の成果を出すために活用できる一つの資源」と捉えることができます。

上司を尊敬できない時、合わない時などは、むしろこの考え方の方が気が楽ではないでしょうか。
全ての上司が、あなたの望むような人格や能力を持っているとは限りません。

上司というものは、「人」という側面「機能」という側面があります。

「人」の部分でソリが合わないのであれば、それはそれで割り切ってしまって自分の仕事がやりやすいように上司をマネジメントしていくという発想に切り替えるのです。

つまり、上司という存在の「人」という側面にはあまり期待せず、「機能」の側面をできるだけ有効活用していこうという欧米らしい合理的な考え方です。

実際、それで仕事の成果が上がれば誰にとっても喜ばしいはずです。

社内でのあなたの立場も良くなり、声も通りやすくなるでしょう。
給料も上がるかもしれません。

また、その合わない上司もあなたに配慮してくれるようになるかもしれませんし、会社側が上司を変えてくれるかもしれません。

ボス・マネジメントの基本

「ボス・マネジメント」は、その上司の置かれている現状や社内での立場などを理解することが第一歩となります。

それがわかれば、上司の有効活用もしやすくなります。

また、性格や好み・仕事の進め方を知り、それに合わせてアプローチを変えていく必要もあります。

決して戦いを挑んだり、自分のやり方に固執しないことです。
上司がやってくれないことに不満を募らせるより、その上司から引き出せることを最大限にすることに集中するのです。

「ボス・マネジメント」がうまくできるようになれば、どんな職場でも仕事がやりやすくなるはずです。
実際、仕事ができる部下ほど上司の扱い方がうまく、良好な関係を築いています。

ある意味、これは働く上ではとても有効なスキルと言えます。

ボス・マネジメントがうまくいかない時

とはいえ「ボス・マネジメント」がどうしてもうまくいかない場合、次のような手段をとることも有効です。

また、最終的には異動や転職によってその上司から逃れる術を考えた方が良いこともあるでしょう。

個人的には我慢してまで働くことには反対です。
別の職場で自分をもっといかすことを考えた方が良い場合も多いのではないでしょうか。

まとめ


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