前向きな自分に生まれ変わる呪文
「あおいくま」とは?

「あおいくま」とは、5つの言葉の頭文字をとったものです。

=あせるな」
=おこるな」
=いばるな」
=くさるな」
=まけるな」

これらは、逆境にある時、くじけそうになった時、自分自身に言い聞かせる自戒の言葉です。

それを覚えやすくするために、頭文字をとって「あおいくま(青いクマ)」としたわけです。

この言葉を常に心にとどめ、事あるごとに自分に言い聞かせていけば、逆境にあっても腐ることなく前向きな姿勢でいることができるでしょう。

「どうせ自分は…」などと自分に負けそうになったらこの言葉を思い出しましょう。

モノマネ芸人のコロッケさんは、幼少期に辛いことがあった時いつも母親がこの言葉を言い聞かせてくれ、そのおかげで前向きに頑張れたのだそうです。
母さんの「あおいくま」という本にもなっています。)

元々は、京都の建仁寺の禅の教えだと言われ、座禅体験の講話などでもこの話が聞けるそうです。

堀田庄三という住友銀行元頭取の人生訓でもあったようで、自身が戒めとしていたこの「五戒」を新入社員などに好んで話していたのだとか。

ただし、こちらは「おいあくま(おい悪魔)」となっていて、「あおいくま(青いクマ)」とは順番が入れ替わっています。

どちらでも同じですが、子供に言い聞かせるときには与えるインパクトが変わりそうです。

親しみやすい「青いクマ」か、戒めのインパクトが強い「おい悪魔」か。

ちなみに、京都の二尊院には「人生五訓」というものがあり、最後の一文のみ違ってますがほぼ同じものがあります。 (「まけるな」が「おこたるな」になっている。)

『人生五訓』
あせるな   
おこるな   
いばるな   
くさるな   
おこたるな

私も京都二尊院を訪れた際にこれが書かれたものを購入したことがあります。

「青いクマ」でも「おい悪魔」でも「人生五訓」でも、自分が使いやすいものを使えば良いでしょう。

シンプルな言葉ですが、これを心にとどめ自分に言い聞かせて行くことで逆境に負けることなく前向きな自分でいることができます。

子供たちに教えるにも便利な言葉です。


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