インプットとアウトプットのバランスが悪い人

主にビジネス用語として使われる言葉に「インプット」「アウトプット」という言葉があります。

インプットとは「入力」という意味。
主に勉強や研修などで何かを学ぶことを指します。つまり自分自身に必要な知識を入力するという意味です。

アウトプットとは「出力」という意味。インプットで学んだことを仕事の成果などに反映させるなど何かを生み出すことを指します。

最近ではブログやSNSで情報を発信する人が増えましたが、そうして情報発信する人たちの間でも、この「インプット」と「アウトプット」という言葉はよく聞かれます。

情報を発信するというのはアウトプットするということであり、その質を上げるということが死活問題だからです。

「インプット」と「アウトプット」の話でいつもテーマとなるのが次の2つです。

それぞれ詳しくみていきましょう。

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目次

インプットとアウトプットのバランス

まず、「インプット」と「アウトプット」についてはそのバランスが大事などとよく言われます。

次のような人が多いからです。

【インプットばかりしていてアウトプットが苦手な人】
学ぶことで満足してしまっている人は実は結構多いのです。
本来はアウトプットするためのインプットなのですが、インプットすると何かやった気分になってしまうので、次から次へとインプットばかりを繰り返しているという人です。

【アウトプットすることは大好きだけどインプットが足りない人】
自分の意見や気になる情報はどんどんアウトプットしたがるけれど、情報がきちんと整理されていなかったり、そもそもインプットが不足している人です。
良いアウトプットをするためには、良いインプットが必要です。

大抵の人は、インプットかアウトプットのどちらかに偏っていてバランスが悪いのが普通です。
自分が好きな方ばかりやるからです。

そのバランスの悪さに気が付いた人は、「これじゃいかん!」と意識的にバランスを取るようになります。

もちろん、インプットとアウトプットの割合に正解はありません。
「5:5」が最適な人もいるでしょうし、「1:9」が最適なんて人もいるでしょう。

忘れてはならないことは、質の高いアウトプットをする人でインプットの量が少ないという人はまずいません。

どんな世界でも、結果を出す人は人一倍努力しているということです。

アウトプットの量と質

特にアウトプットに関しては「量と質」について考えておく必要があります。

もちろん質の高いものをアウトプットしたいのは誰しも同じだと思います。
ブログなら質の高い記事を書きたいですし、仕事なら質の高い成果を望むでしょう。

でも、いきなり質の高いアウトプットをするのは困難です。
たいてい、量をこなしていくうちに質が伴ってくる、というのが自然な流れです。

ブログの場合は「とにかく毎日書け」などと言われますが、それはこの「量→質」への流れがあるからです。

ちなみに、私も最近このサイトで毎日のように記事を書いているんですが、以前に比べ書くスピードが格段に上がったことを実感しています。

同じ質のものなら半分くらいの時間で書けるようになりました!!
やっぱり人間は繰り返すことでどんどん上達するものです。

インプットの量と質

さて、インプットの量と質についても一つだけ書いておきます。

以前通っていたビジネススクールで言われたことです。
「読書については30代までは多読して40代からは熟読しろ」というものです。

つまり、30代まではインプットの量に重きを置き40代からは質を大事にしろという教えです。

私は今40代ですが、結果的にこの通りになっています。
必ずしも年齢で区切る必要はないかもしれませんが、やはりここでも「量→質」への流れがあります。

まとめ

前述したように、「インプット」と「アウトプット」に関してはバランスが悪い人がほとんどです。

大抵どちらかが苦手ですから、あえて意識的に苦手な方を増やしてバランスを最適なものにしていきましょう。

また、量と質に関しては「量→質」への流れが王道であることを肝に命じておきましょう。
いきなり質を求めてもなかなかうまくはいきません。

このように「インプットとアウトプットのバランス」が整い、「量から質への流れ」ができれば、きっと面白いように成果が出せるようになるはずです。

ぜひ失敗を恐れずに色々と試してみてください。


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