「ダメ人間」の代表的な5つの特徴、4つの克服方法
ダメ人間ってどんな人のことを指すのでしょう?
気になったのでその意味を調べてみました。
すると、だいたい次のように説明されていました。
人として備えているべき最低限の人格や良識が欠けている人 ──
う〜ん、結構キツイですね……。
これも踏まえて、一般的にダメ人間と呼ばれる人の特徴をもう少し具体的にまとめてみると、きっと次のようになるでしょう。
- 時間にルーズで遅刻ばかりする人
- いつまでもダラダラした生活をしている人
- 忍耐力がなく何事も三日坊主で投げ出してしまう人
- お金にだらしない人
- 人を平気で裏切る人、約束を守らない人
どうやら私たちは、規律やルールを守る忍耐力がなく、それによって他人に迷惑をかけ続ける人のことを、「ダメ人間」と呼んでいるようです。
もちろん、こうした行動にも程度の問題があります。 誰だってたまには遅刻もするし、ダラダラ生活することもありますが、だからと言ってそれですぐに「ダメ人間」のレッテルが貼られるわけではありません。
こうしたダメ人間的行動が目に余るようになってくると、その人は周囲から「ダメ人間」のレッテルを貼られるようになっていくのです。
ダメ人間のレッテルを貼るのは誰?
ちなみに、「ダメ人間」というレッテルを誰が貼るのか?という点についても書いておきましょう。
「自分はダメ人間だ」なのか?
「あいつはダメ人間だ」なのか?
……ということです。
自分自身をダメ人間だと思う人
「自分はダメ人間だ」というのは、自分で自分に「ダメ人間」のレッテルを貼るということです。 もしかしたら、他人はそうは思っていないのに、自分で勝手にそう思っているのかもしれません。
この場合は、自分に求めるハードルが高すぎて、それに到達できていない自分を責める気持ちから、自分自身に「ダメ人間」のレッテルを貼っていると考えられます。
しかし、自分に悪いレッテルを貼るようになると人生は悪循環を始めます。 そして、そんなダメ人間にふさわしい人生がどんどん引き寄せられてきてしまいます。
良い人生と悪い人生の差は、「私ならきっとできる」と考えるか、「私はダメな人間だ」と考えるか、そんなちょっとした心構えの差から生じるものだからです。
自分をどんな人間だととらえるか —— ?
そんな自己認識の差があらゆる物事に対する態度のスタートになるのです。
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他人からダメ人間だと思われる人
一方、「あいつはダメ人間だ」というのは、他人が他人に「ダメ人間」のレッテルを貼る行為です。
周囲からダメ人間のレッテルを貼られると、そのコミュニティでの居心地はどんどん悪くなってしまうでしょう。 そして、居場所もどんどんなくなっていくでしょう。
コミュニティや人間関係で大切な信頼関係が損なわれてしまっているからです。
そうなると、信頼回復は簡単なことではありません。失ってしまった信頼を回復するような行動を繰り返し示し続ける必要があります。
なぜ「ダメ人間」になるのか?
さて、ダメ人間はどのように誕生するのでしょう?
おそらく、子供に何の教育もせず好き勝手やらせていたら、多くの子供は自分勝手な「ダメ人間」に成長するでしょう。 周りの大人が何の注意せず、自分自身でも気づく事がなければ、です。
ダメ人間を克服するということは、ある意味ルールや規律を覚えるということです。 自分の欲望を我慢すると言っても良いかもしれません。整理整頓、時間のメリハリ、コツコツ努力すること……まずはそうしたことを覚える必要があります。
いわゆる「ダメ人間」たちは、そうしたことを学ぶ機会が極端に少なかったのかもしれません。 また、コツコツ努力してうまくいったという成功体験が乏しかったのかもしれません。
そうした経験の少なさが、ダメ人間を生み出す一因ではないでしょうか。そのために、つい目先の欲望を優先させてしまうのです。
ダメ人間の克服
ダメ人間の原因が経験不足にあるのなら、適切な経験を積めばダメ人間を克服できるチャンスはいくらでもあります。
例えば次のような行動は、ダメ人間の克服に有効だと考えられるアクションプランです。
部屋の掃除や整理整頓をする
ダメ人間の部屋は大抵散らかっているはずです。掃除や整理整頓は面倒臭い作業であり、ダメ人間はそういった作業が嫌いだからです。
逆にいうと、ダメ人間克服のためにまず第一にすべきことは部屋の掃除や整理整頓です。部屋が綺麗になれば気持ち良いですし、それは小さな成功体験としてダメ人間克服の第一歩となります。
好きなことを熱心にやる
誰だって自分が好きなことに対しては熱心に行動するはずです。 ダラダラ生活していたり、何事も三日坊主で終わる人などは、自分の好きなことと行動が結びついていないのかもしれません。
例えば、大好きな人とのデートが決まれば、きっとダメ人間の要素など一発でどこかへ吹っ飛んでしまうでしょう。 好きなことに対する熱を利用してダメ人間を克服しましょう。
環境を変える
これは極端な例ですが、自衛隊に入隊する、修行僧としてお寺に入る。 そうすれば、生活リズムは瞬く間に改善するでしょう。 朝5時に起きて、布団を畳んで、質素な朝食を済ませ、館内の掃除をして……。
つまり、環境が変われば自分の行動も変わるということです。 今、緩みきった環境にいるのであれば、自分を律するために環境を変えるというのも有効な手段です。 強制的に規律正しい生活を身につけるのです。
なりたい自分にふさわしい行動をとる
「なるまでは、なったフリをしろ」という教えがあります。 理想の自分や憧れの人に近づくためには、まずその人になったつもりで振る舞うことも有効です。
そうしていると、いつの間にかその人に近づいていくから不思議です。 自分が理想とする人物の行動を真似てみましょう。
まとめ
ダメ人間とは、規律やルールを守る忍耐力がなく、それによって他人に迷惑をかけ続ける人のことを指しました。
そんな自分を克服して新しい人生を手に入れたいのなら、規律やルールを守ることによる小さな成功体験を積みましょう。 それが報われるのだということを体験していきましょう。
小さな一歩を着実に積み上げていくことを覚えれば、ダメ人間は誰にでも克服できるはずです。
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